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咳が出て止まらない、厄介な風邪が家族中に広まること、数週間。 会った義母さんにもうつってしまって、電話で話しても、2人でコホコホして会話が全然続かない。 「今度泊まりにいく時、ポートを持ってきてあげる」 と、ポートグラス2個と一緒にきてくれた。 ポートワインはポルトガルのワインで、イギリスで好きになったお酒のひとつ。 食後酒としてのむことが多い。 毎年クリスマスに、義母さんがストックするので、 2人でちびちびやるのが恒例となってる。 義母さんは赤を買うので白の味は知らないが、 甘みがあって、でも身体にじんとくるほど強くて、美味しいからといって飲み過ぎると後悔する危険なお酒。 普通の赤ワインより気持ち濃い、このルビー色に惹かれる。 もとから「ルビー」という言葉が好きなものだから、見とれる。 シェリーも好きじゃないし、ブランディーとか飲めたらカッコいいなとちょっと思うけど、全然美味しくない。 強いから、日本酒みたいにちょっとづつ、舐めるように飲むのが楽しい。 義母さんのお母さん(Beのおばあちゃん)は、ウィスキーが好きな人だったが、 咳がひどい時、こうしていつもポートを持ってきてくれたそうだ。 喉と胸を中から温める効果があるみたいで、たしかに一時でも楽になる。 生姜入りのハニーレモンとか、梅干し茶とか、大根飴とかもいいけれど、 こういうのも大人だけの醍醐味で、ちょっといいなと思う。 基本的に両親のせいで、10代20代お酒は飲める方だったけれど、 ここ数年めっきり弱くなってしまった。 あまり飲みたいとも思わないし、飲んでもすぐまわってしまう。 でも、私のお酒を飲む一番の楽しみは、お酒をグラス、おちょこ、なんでも、に、 ゆっくりと注ぐあの時。 その音。 その瞬間は、酒飲みの血がざわざわする。 量とかが問題ではなくて、ただ「飲もうかな」と思って、注ぐことが、一番楽しかったりする。 クリスマスじゃないのに、小さなグラスにちょこちょこ飲んでいたら、 義母さんのおかげで、咳はほとんど出なくなった。
by annebm8
| 2012-10-04 07:38
| heart
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