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新年あけましておめでとうございます。 みなさまにとって実り多き1年となりますように。 私は昭和54年の羊年生まれ。 イギリスの地方暮らし、今年の秋で18年目になりますが、 お値段の張るロンドンのお店から頼むことも頻繁にできるわけでもなく、 和食材は家族が送ってくれる乾物類を主に、宝のように大事に頂く。 イギリスでは色鮮やかできらびやかなクリスマスの飾りを 新年に入ってゆっくりと片付けるのが普通だけど、 日本人としてはそうはいかないので、 毎年重い腰をあげて大晦日に。 特に子供が家にいる間は、と、油絵の祝いの空間から、 一気に水墨画の禅のそれへと変化することを意識してます。 そしてお正月の食卓で、私の母が大切に使っていたお重や古いお膳、漆器を使うこと。 詰めるものがどれだけ質素でも、赤と白と黒の新年開けの食卓は空気がぴりっと絞まる。 今年はお餅は買わなかったので、普通のごはんに片栗粉と水でお団子にして、お餅もどきを作ってみました。 お雑煮はなしで、大好きな粒あんと。本当のお餅じゃなくても予想を越えて家族に好評だったので、 これからはこれで十分かも。 食器とインテリア雑貨の店を25年やっていたので、 家には食器類や骨董ものなどは仕事を越えて、趣味としてもたくさんあった。 母が他界してから、形見という名でもらってきたものも含めて、 我が家の和食器は大体実家からのもの。 あとは陶芸を仕事としている京都の義兄がつくってくれたもの。 和のテーブルにすると、母の思い出のものと、義兄の作品のコラボとなって、 すごくパーソナルな感じがして、嬉しい。 冒頭の写真は、干支にちなんで、イギリスアンティークのアイアンの羊二匹ですが、 渦巻きのユニークなオブジェは義兄の作品。 平面なのだけど、不思議と3Dに見える義兄らしさが出ているもの。 お椀も全て彼が送ってくれたものです。 私が家を出るまでは、毎年お正月の親戚一同の集まりで、祖母が率いるお茶会をしたものだった。 おせち料理を頂く前に、ちゃんと儀式として、着物姿の祖母が一人一人にお茶をいれてくれた。 イギリスに留学する前、高校の帰りに祖母の家に寄って、私は初歩の茶道を習った。 今では全然覚えていないが(汗)、 一式もってきたので、去年からお正月とお雛様にはお抹茶をいれることにしている。 京都の姉からもらった一保堂のお茶と、義兄の茶器と。 私にとって、お正月は日本人として、また、生まれ育った家族のルーツを大事に思う、 儀式的な時間。 毎年母や祖母がしていてくれたような、どれだけ忙しくても手間を掛け、 身が引き締まり、心新たに思える空間をつくり出していてくれたことを、 私もささやかながら、海外にいても忘れずにつないでいきたい。 さて、気合いで2015年も、いきますか。
by annebm8
| 2015-01-04 21:43
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