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という感じで、産声もあげず、「みゅー」と小さい音だけ発したことを覚えています。 まるで子猫みたいだった。 私は、日本の感覚で、赤ちゃんは産声をあげるものだと思っていたので、 朦朧としながら「泣かないけど大丈夫なのか」と必死に叫んだのですが、 助産婦さん達は「泣かない赤ちゃんもいるから大丈夫」とけろっと言って、 初めての子を海外で生んだ私は、そっか、と受け入れ、すぐお腹にのせてもらいました。 赤ちゃん、自分の子、というよりも、見たことも触ったこともない生き物、 という第一印象だったな。 アンを生んだ後、母からも言われて納得、呼吸、エネルギーの意味で、 やっぱりあの時大きな産声をあげていればよかったのです。 生まれてすぐ飲んだっきり、その後2日半全く母乳もミルクも受けつけないで、 まだ胎内にいるみたいに深い眠り姫だったアンは、最初ケアで病院沙汰でした。 3日後にやっと、そうか、外に出てきたのか、という受け入れと勢いをつけたように、 ものすごく元気に母乳を飲んでくれたことの感動は忘れない。 その時本当に私は母になり、娘を持ちました。 それからというもの、おそらく生まれた時の呼吸の乱れなどで、 ずっと夜泣き続ける、寝ない、日々がしばらくありましたが(母乳も多分たりてなかったのだと思う)、 私は、その初めて見る、触る生き物から、娘という自覚が次第に芽生え、 ただ必死だった気がします。 最初の2ヶ月くらいは、あまり、幸せとか、楽しいとか、苦しいとか、辛いとか、そういう感覚が何一つなく、 ただただ毎日、毎瞬、一生懸命に、必死にやっていたような。 あれからもう9年が経つのかと思うと、本当に信じられない。 9年なんて、瞬く間、だった。 今では、私はアンのことを、娘というよりどちらかと言ったらすごく気さくな、心許し合える、 大切で、惹かれる同性の親友、人、と感じます。 アンは全く私と違うものを持って生まれて来たことを感じるし、 私と性質が似ている、ということはあまりない気がするから、なおさらそうなのかもしれない。 アンという人は、すごく、「個人」ということを、魅力に感じさせる、不思議な女の子だと思う。 別に何がとりいって優れているとか、何が得意とか、そういうことはないのだけど、 人として、すごく軽やかで、純粋で、またセンシュアルな魅力がある人だな、 といつも思ってきたけど(赤ちゃんの頃から)、 そのエレメントは9歳になって、より目に見える。 私はアンと家に2人で例えばいても、それぞれのことをやっていれて、 おかまいなし、の気分になれるのが好き。ウーだと、べたべた、だから。 時に2人で話したり、遊んだり、何かを一緒にやったり、見たり、 またお茶などを一緒に飲んだりすることが、すごく女同士気楽で好きです。 彼女とは、英語でも日本語でも、ものすごく深い、魂の言葉、話をずっとしてきました。 それは、彼女がちょっと特殊で、繊細な人だったので、 幼い頃から、それが必要だった。 私も特殊な人なので、すごく伝える必要性を、ウーよりもアンの方が感じてきたし、 シェアしたり、感じてもらうことがよくありました。 アンは、多分、本質的に、何にもならないことが何かになることだと知っている。 それは、時に、この世界では難しい、サバイバルしにくいことだけど、 人生の鍵だったりするから。 その、アンバランスさを上手に保ち、守り、でも本来の調和とバランスをもつくって行けるような人、 勇気ある、聡明な人であって欲しい。 私が彼女に望むのは、それだけです。 何になろうと、なるまいと。 私は、なんとなく、予感として、アンはいつかお母さんになると思う。 ウーは、多分、基本的に仕事(しかも多分けっこう偏った仕事 笑)に熱して、 恋人はたくさんいても、家族というものを持つことが、かなり遅いような気がするが、 アンは多分いつかすごく素敵な人と出会って、家庭を持つと思う。 そして予想なのだけど、なんとなく、多分、女の子が生まれ、 私は何十年後に、その子のおばあちゃんになるような気がずっとする。 その子がまた、私にとって、すごく縁のある人、のような予感がはっきりとするのです。 まあ、ただの勘、だけど^^ ぐるぐるまわって、まわって、メリーゴーランドの中で、 出会い、別れ、また出会い。 アンもウーも、私は生まれる前から知っていた。もちろん夫のことも。 出会いと別れ、新たに生まれる命と老いて去る命。 季節が巡るように、常に移り変わり、留まることのない流れの中。 明日が誕生日なので、今日はこれからケーキやクッキーなどを焼きます。 土曜日はお友達が来て、日曜には義両親が来る、忙しい週末となりそうです。 みなさまもよい週末を!
by annebm8
| 2014-11-13 21:26
| heart
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