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掃除をしてから、今朝母のお雛様を出した。
母の祖母のもので、かなりアンティークなお雛様。 小さい頃からこのお顔が大好きだった。 母はどんなに仕事で忙しくても、季節の行事を欠かさない人だった。 今思えば、常に自分の店で作家さんの個展をし、絵画教室もやって、 幼稚園にも絵を教えに行き、自分の趣味のアートもやり、とにかく忙しい人だった。 どうやって家の中のことまでやっていたのだろうと思うが、 子供ながら家を見ればちゃんと季節がわかった。 母が丁寧にお雛様の髪の毛をとかしてあげると春が来て、 夜中に大量の梅干しをつけている姿を見ると夏が近くて、 玄関にすすきが飾られ、庭の柿が朝の食卓に出ると秋になっていて、 手で必死になって生クリームを泡立てている姿を見るとクリスマスで、 切り干し大根がぶら下がりお正月がきて、 蝋燭を持って豆をまくと冬の終わりを知った。 いつもテーブルや玄関には、庭や通りで摘んだ季節の花が小さいなシェリーグラスなどに生けられ、 額の絵も季節によって変わった。 母は私がイギリスに留学しても、季節の絵葉書なども描いてよく送ってくれたし、 節分の豆や雛あられなども小包みに入れてくれたりした。 家にいて季節を知ることは、いくつになってもとても大切なことだと思う。 私もアンとウーのために、そういう母でありたいなと感じる。 今朝、急いで子供のベッドカバーを換えて、洗濯を干して、食器を洗い、 掃除機をかけてから、お雛様を出しながら、午後やるべきことが何度も頭に過って気持ちが焦った。 先急ぐ気持ちにブレーキをかけて、母がしていたみたいに、 小春の日差しであふれる部屋で、丁寧に無心にお雛様の髪をすいた。 こういう風に、暮らしていきたい。 どんなに焦ったって、急いだって、しょせん物事はそうすぐには変わらない。 母がまだいたら、実家に置いてあるだろうお人形。 大切にしたい。 母に会いたいなと思いながら、何度もお雛様の歌を歌った。 ++++ 4月5日土曜日12時から14時までの、ロンドンでのワークショップは、 参加ご希望あと1名席が残っております。(詳細は上の記事です) 初めてお会いする方ばかりですが、 その場でお一人ずつのフローをじっくりと感じれるように、少人数のワークショップです。 お時間のある方はクリックをどうぞよろしくお願いします☆励みになります☆
by annebm8
| 2014-02-25 22:32
| mono
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